ジョーバ博士の独りごと 《馬と頼惰(ライダ)氏の呑気な日常》 -2ページ目

猫と花

ミキとミイ


 『ミィ』が来て4日たちました。最初はガリガリに痩せて、人が近づくと『フー』と威嚇したりしていましたが、体力も回復し人にもだいぶなついてきました。


 『ミィ』はたぶん、捨てられたのでしょう。同じくらいの子猫がダンボール箱の近くで2匹死んでいました。


 ところで、『ミィ』を拾ったことと関係があるかどうか分かりませんが、彼女がやってきた同じ日に不思議な事がありました。


 花の苗

 クラブハウスの前に花の苗が3ケース置いてありました。心あたりの人に聞いてみましたが結局誰が持って来てくれたのか分かりません。


プランター


 ちょっと気持ちが悪い話なので、そのままにして置きましたが、このまま置いても枯れてしまうだけなので、プランターや花壇に育てる事にします。


 もし、『ミィ』の元の飼い主の方が置いてくれたのでしたら、『ミィ』の近況等も報告し、お花のお礼を言いたいので、(もちろん子猫と関係ない方でも)名乗り出て下さい。


 ただし、今後私の家の周りで子猫がすてられていても猫は3匹になりましたので、小春 チップ


子猫


これ以上飼えませんので悪しからず。


鶏頭

鶏頭


 ケイトウの苗を買ってきました。262円です。


 『ガ!!?』

  ご覧のような状況です。

 4号の育苗ポットにたくさんの芽が出て花が咲き始めています。


 これを見れば可憐なのですが、大きな鉢に植えかえても、庭に植えても本数が多すぎて生育出来ないでしょう。


 ガーデニングブームの中で、育苗農家も新しい商品を開発しなければならないことは分かりますが、その苗が誰かに買われ、長く花を咲かせ花としての一生を全うするという事を考えているのでしょうか


 私にはこのケイトウの苗の作り方は、『植物虐待』としか思えません。


 そこで、私は1本ずつ植え替えて、育苗し直すことにしました。


 4号ポット一鉢から50本程の苗がとれました。       鶏頭2



 しばらく育てて、クラブハウス前の花壇に植えましょう。

 秋まで綺麗に咲いてくれることでしょう。


馬の見方 2

ラブとラッキー


~ 前回からの続きです。~


 近所の馬好きの競走馬のオーナーさんから調教を頼まれて、2頭の競走馬を預かっていた事があります。

 1頭は足の速い牝馬です。もう1頭はいかにもドンくさい牡馬でした。

 その馬主さんはたいへんな馬好きですから、毎日やってきて、馬場柵の上に腰掛けて、私の調教等を見ていましたが・・・

  その頃私の乗馬クラブでは創めたばかりで練習馬の頭数が少なく土日等には馬が足りなくなる事もしばしばありました。

 

 「うちのおとこ馬レッスンに使ってくれてもいいよ。」


 初心者のレッスンにも安全に使えるようなおとなしい馬でしたから、有り難く使わせてもらいました。

 多分馬主さんもその馬は競走馬としては見込みがないと思っていたのではないでしょうか。


 やがて2頭とも競馬場に入りましたが、以外にもその牡馬の方が走りました。地方競馬ですが、9才までレースで活躍しました。



  その馬主さんの別の話ですが、

 その頃私のところで乗馬が足りず、ある人から牝馬を1頭お借りしていました。この馬は先天的に片目が見えず期待されながらもレースに使えなかった馬です。

 その馬主さんがその馬を気に入って、繁殖に使って見たいということになり、持ち主の方も快諾して一刀の仔馬が生まれました。

 その後その片目の馬は他の人に譲ってしまったのですが、、その仔がレースで走りました。

 そこでその馬の行方を探しましたが、とうとう見つかりませんでした。

 その仔馬が走ると分かっていたら誰も手離さなかったことでしょう。


 そんな訳で誰にも馬の見方はわからないかも知れません。


 

子猫がやってきた

子猫

 

 今日、子猫がやってきました。名前は安易に三毛猫ですのでミイちゃんと名付けました。


 

馬の見方 1

 「いつも馬と接していて馬の見方がわかるので馬券が勝てるでしょう。」

と言われる事があります。

 私もかつては『JRA』にずいぶん貢献したつもりですが、今ではめったに馬券を買うことはありません。

 パドックで馬の状態を判断することは多少できるかも知れません。

 しかし、レースで勝つためのファクターは他にもいろいろあるので、それだけで勝馬を当てることはできません。ですから私が勝馬を当てることは出来ません。ですから、私が馬券を買うときにはいつも

 『遠からずといえども当たらず』

と言う結果になり、儲ける事は出来ないのです。


 話は変わりますが、私の乗馬クラブで馬を導入することがあります。

 実績のある馬を買えば目的に叶うことは多いのですが、たいへん高価です。

 そこで『新馬』といって乗馬用に調教されていない馬を導入する事が多いのですが、

 『当たるも八卦』

 です。


 以前気に言ってどうしても欲しかった競走馬上がりの馬を1年間追い続けて手に入れたことがあります。その馬は能力は高いのですが、『癇性』が強くて私の技術ではものにする事が出来ませんでした。

 その時牧場長さんから

 「付録で付けてあげるからこの馬も持っていけよ。」

と言われ安く譲って頂いた馬が、以前にもお話した『チャーリー』なのですが、こちらの方が出世しました。

少子化

 先日、福島県で学習塾を経営している30年来の友人から、数年ぶりにTELがありました。

 近況等話している中で、彼のところでは地域の子供達の数が減って思うように生徒が集まらないというのです。

 一時は彼の人柄もあってか、それなりに繁盛していたようですが、、こうした事もお互い我々自由業者にとっては冬の時代なのだろうと言う結論で終わったのですが、日本人の出生率の低下は気になる話題ではあります。

 

 下等な動物程多くの子供を産みます。魚類等は数千、数万、種によってはそれ以上の卵を産みますが、生き延びるのはごく僅かです。私達人類は高等動物という訳でごく少数の子供しか生みません。


 それにしても誰が考えても夫婦2人から生まれる子供の数がそれ以下では、確実に人口は減少してしまう事になります。


みきとゆうた


 私達夫婦は2人の子供をもうけましたが、出生率向上の為にはもう1人作るべきなのでしょうか。

桃太郎

 お爺さんは芝刈りに、お婆さんは洗濯にいくのですが、

 『柴』とは一体何なのでしょう。何に使うものなのでしょう。子供の頃から疑問でした。


 私達の『柴刈り』は分かり易いです。河川敷に馬の餌の草を刈りに行くのです。


柴刈り


 桃太郎さんの家でも馬を飼っていたのかな???

パピーの調教日誌 4月28日(木) 駈歩


パピーの調馬索2

 『パピー』 が来て、一ヶ月が過ぎました。

 体力もついてきました。

 馬はもちろん仔馬のときから駈歩ができますが、馬術的な安定した駈歩は、調教によって馬体のバランスが出来て来ないと上手く出来ません。不安定なバランスのまま、駈歩を要求すれば馬はプレッシャーがかかり、急いだ駈歩をしてしまいます。


 調教のコツは馬がその運動を受け入れられる状態になった時に、出来るだろう運動を要求し、できたら誉めてあげる事です。

 私の師匠は

 「馬に恥をかかせてはいけない。」

と言っていましたが、出来ない事を強いて要求すれば、馬は自信を無くしたり、あせったりしてしまいます。


 ですから、今日も調馬さく運動で、駈歩を目標としますが、無理はしません。

 音声で手助けすれば発進できる状態になった時に要求をだしてみます。

 手前が違ったり、不正駈歩になってしまったりしますが、その都度速歩に戻し、馬に正しい駈歩を理解させるようにします。


 乗馬の調教は期間の限られている競走馬とは違い、急ぐ必要はありません。

 『パピー』 ともこれから20年以上付き合うことになるのですから・・・。

パピー乾草

みにくいアヒルの子

 金魚


 仲間はずれにされていた他の子よりビッグサイズのアヒルの子が、やがて美しい白鳥に成長したというお話です。

 動物を飼っていると、それ程期待していなかった(ちょっと企画外)か゛以外に大成することは、しばしば経験します。


 私は以前、金魚(ランチュウ)を飼っていましたが、その道の先輩から、

 「稚魚のうちはパッとしない子が良くなることもあるから大切に育てなさい。」

と教わりました。


 金魚は1回に3000~5000の卵を生みます。

その中から選別淘汰を繰り返して、優れた数匹を残すのです。その先輩は毎年5腹孵して、気に入った1匹の金魚を手に入れるのに5年はかかるといっていました。


 10万分の1ぐらいの確立でしょうか。


 ところで、我が家の『アヒルの子2人』も10万分の1の確立で出世するかも知れないと夢見るのは、

 『親バカ』

 というものでしょうか・・・。

トマト

トマトの苗


トマトの実


 我が家の家庭菜園のトマトも小さな実を付け始めました。

 私は苗は多少高くても良いものを選ぶようにしています。

 今、育てているトマトも普通の苗の3倍程の値段です。昨年も実りましたが、やはり美味しいです。


 ところで、トマトは簡単に増やす事ができるので、元の1本を買えば良いです。


 方法は1本支立にする為に捨ててしまう脇芽を差し木すれば良いです。こうして育てると最初のトマトよりも少し遅れて実り出すので長く楽しめます。


 是非、試してみてください。